結婚03 式場見学 押しのホテルモントレ大阪編
そうこうあって、ポロシャツでポコッとしたホテルに向かいました。
ブライダル関係の受付は、普通のホテルの受付とは別に設けられています。
受付済ますと、数ある商談席の中の一つに案内されます。
まずはアンケートに記入します。
このアンケート、可能であれば住所の記入等は我々男だけにして、
婚約者サイドの情報は極力書かない方が良い。連絡先も自分へ。
個人情報はどこから漏れるかわからないからね。
いざ契約するときにしっかり書けば良いので。
それ以降、何人呼ぶのか、どんな式のスタイルにしたいか、飯は?余興は?
と、いったことをツラツラと。
たぶんわからない。
ひとまず婚約者の顔を伺いながらテキトーに選んで大丈夫です。
で、アンケート記入終わった頃に営業担当が席に来ます。
私の担当は、強そうなお姉さんでした。
挨拶をしてアンケートを確認しながら話します。
ここでアンケートの中の不明点を聞いていき、それならこう!と、修正を加えさせます。
私 「ジンゼンシキとはなんぞや?」
担当 「ヒトマエシキはどんなものかというと…」
このような会話をしながら進めます。
アンケートを通してざっくりだった「式に対する理解」を整地していきましょう。
まだ下地作りぐらいです。
アンケート問答の後、実際の式が行われる教会、披露宴会場を見に動きます。
これが披露宴会場か
披露宴会場の一室に案内されたとき、私は「すごい!」と発声しました。
何がすごいのか、全くわかっていない男の月並みな発言です。
立派な感じの空間、空気感がすごかった。
立派な結婚ソルジャーとなった今、写真を見返すと非常にシンプル構成な印象を受けます。
会場内のテーブルや高砂席を一つずつ見ていき、花やキャンドル、各設備の説明を受けながら学びます。
高砂席やジョーゼットといったブライダルっぽい用語を身につける。
ここで学習を怠ると、後々婚約者がキレます。そのうち実感するよ。
続いて教会、もとい、チャペル
モントレ大阪のチャペルは、なんかすごい所に建っています。
各居室に囲まれるように。
中に入ると圧巻の特大ステンドグラス!
入口側もすごい。
進行中聖歌隊の歌唱があり、これがまたグレートな美声。
この聖歌隊の美声は、様々なチャペルを見てきた中で一番印象に残っております。
このあたりでモントレ大阪に決めてしまう人も多いと思う。
式を挙げると名前の書かれた鉄板をホテル廊下の壁に埋め込んでくれる。
ミーハなもので、こういうの割と好き。
いざ、試食
なんと実際の料理の半分量を、ハーフコースとして無料で頂けるそうで。(\17,820相当)
テーブルマナーもへったくれもないですが、ナイフとフォークを駆使して頂きます。
ちなみに手練れになると、
片方を魚介類・甲殻類アレルギーと進言して、代替料理を試すことも、ある。
旨いとしか言えません。口に入れて「うわっマズい…」とはなりません。
ここは人それぞれじゃない。庶民にはわかりません。
食べながら模擬プロフィール映像の上映などを見ます。
コースが終わると、料理長がわざわざ出てきて感想を聞いてこられます。
「いやーすごくおいしかったです!」
再び会場視察
担当営業がどうしても見てほしいという披露宴会場があるらしい。
ちょうど式後で、装飾を外した直後とのこと。
行ってみると、部屋が丸い。
ベランダのような中二階があった。登場するときに使う?
天井を見れば丸さが伝わるかも。
この部屋、大人気らしい。
丸い珍妙な部屋だ。
他にもいくつか会場を見て、商談机に戻りました。
押しのモントレー
商談机に戻ると、担当と見積もり作成の打ち合わせが始まる。
どの部屋が良かったか、花はモリモリか、お色直しはどうするか等。
ここでも色々質問した。相場を学んでいく。
我々初心者のざっくりイメージからプラン、流れができあがる。
そしてはじめての見積もりが完成。
ここから担当の大攻勢がはじまる…。
営業トークを潰すことになるので、詳しくは言えないけど。
モントレは押しが強い。大阪だけかも。
いろいろなトークを拡げて「モントレならそれが叶うじゃん!!」に持っていく。
そして見積もりも三段階。
普通の見積もり、直近に決めたら安くなる見積もり、
今日限定の45%OFFぐらいの見積もり!
こんなの見せられたら決めちゃうじゃん!
実際となりの若人カップルはその場で決めておられました。
しかし私はどんなに良いと思っても、この場で決めて欲しくはないのです。
この四面楚歌的な押しを振り切ってみせてほしいのです。
予算的な面で考えても、初めての見積もり、安いのか高いのかすらわからない。
人生にほぼ一度しかない式場選びというプレイを、そう簡単に終わらせてはなりません。
様々な式場体験をし、結婚ソルジャーとなったときに改めてここが良かったと思えれば、また戻ってきて契約をすればいいのです。
実際立派な式場ですから。伊達に日本中に展開しておらぬ。
その為にもどうかこの修羅場を乗り切ってほしい。
「型」どこいったよ
あれだけカタカタ言っていたのに、モントレの「型」については触れていない。
ここで触れます。
実はモントレ大阪は、結婚式の為に生まれたホテル「ウェディングホテル」なのです。
これは担当が言っておりました。
つまりホテル型とベルクラ型のハイブリッドだ。
一度に二度うまい。
初心者におすすめ
モントレ大阪についてはこれぐらいです。
結婚式への知識習得、押しへの抵抗、型を知る。
これらの力は、
式場を決める上で初期に備えていればいるほど後悔リスクを抑えられる。
はず。
次回は森型、太閤園いこう。
以上